システム手帳(システムてちょう)は、手帳の一種で、本体がバインダーの仕組みを持ちリフィルと呼ばれる用紙部分を交換可能なものをいう。
システム手帳は、イギリスで1921年に「6穴バインダー手帳(ブランド名は FILOFAX )」として発売された。本来は牧師や、副官がいない尉官クラスの将校が、自分の教区や率いる部隊に関する記録を収めておく為の物であった(佐官将官は当然秘書がいるので手帳を持つ必要がなかった)。これらは、随時内容を用紙の差し替えで行い、またあらかじめ用意されたリフィルを利用する事で、利用者の利便性向上が図れ、システマチックに運用可能である事から、日本では1984年に上陸した後、次第に流行するようになった。
システム手帳が生まれた背景には、第一次世界大戦における反省があった。同大戦以前の戦争では、貴族が指揮官として一般の平民(民兵・動員兵など)を統率して戦う組織が一般的であった。しかし第一次世界大戦のような国力を総動員した大規模な戦争において、かつ機関銃やダイナマイト、そして大砲や毒ガスなど新兵器の登場は、戦線 前線において甚大な人的損害を発生させ、この中で将校=貴族という前提が崩壊した。銃後の生産労働力として利用されるようになった女性労働者と並んで、平民が将校として大量に採用され活躍したという、従来とは異なった戦争の形態が生まれたのである。




























































