共産主義(きょうさんしゅぎ、英語 英Communism)は、生産手段の私的所有を社会的所有にする事に依って、階級支配がなく、経済格差は勿論剰余価値の搾取がない社会の成立を、究極的には「能力に応じて働き、必要に応じて分配される」社会を目指す為の道筋を示そうとした社会理論及び政治運動、イデオロギーを意味する。
古代ギリシアのプラトンの学説にも見られるが、一般には私有財産の廃止を目標にしなかったフランス革命の不徹底さを批判したバブーフの思想から始まる。その後、ブランキやオーウェンやヴァイトリングその他の初期社会主義者の中でも特に直接的な運動を重視する人々による共産主義の展開があった。カール・マルクス マルクスとフリードリヒ・エンゲルス エンゲルスがそれまでの共産主義を総括した、個人的必要に供するものを除く生産手段の私的所有の廃絶による共産主義、階級闘争史観とそれに基づいた将来のプロレタリアートによる共産主義の樹立の必然性を唱えた唯物史観、ヘーゲル弁証法と唯物論との融合による弁証法的唯物論、アダム・スミス→リカードによって確立された労働価値説からプロレタリアートの搾取を説明した剰余価値説等の諸理論の集大成から成る大規模な思想体系「マルクス主義」とその運動を一般的には指す。最も狭義では、マルクス主義をロシア的環境に於いて実践したウラジーミル・レーニン レーニンの思想であるマルクス・レーニン主義(ML主義)の事をいう。
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