浮島の森(うきじまのもり)とは、新宮藺沢浮島植物群落として1927年(昭和2年)に国の天然記念物に指定された植物群落。植物群落の全体が、沼池に浮かぶ泥炭でできた島(東西85m、南北60m、面積4961m²)の上にあることから、こう呼ばれる。
和歌山県新宮市にある日本最大の浮島である。島全体と島が浮かぶ沼池の底が植物遺体に由来する泥炭で出来ており、島状の部分では30~60cm、沼底部では少なくとも300cmの厚みがあることが確認されている。
縄文時代には、海岸線が現在の新宮市街に大きく侵入しており、中心市街全体が入江状の湾になっていた。縄文時代の終わりから、海岸線が後退をはじめるとともに、沼沢地が形成され、さらにその後の地形の変化によって、段丘や自然堤防に囲まれて孤立・残存したのが、浮島の沼である。
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