院政 (Wikipedia)
院政(いんせい)とは、在位する天皇の直系尊属である太上天皇(上皇)が、院庁において天皇に代わって政務を直接行う形態の政治である。院政を布く上皇は治天の君とも呼ばれた。
天皇が余力ある内に引退し、若き子(孫)の天皇を後見するという意味では、院政の萌芽は持統天皇・聖武天皇などから見え、平安時代に入っても宇多天皇や円融天皇などにも見られる(後述)。日本の律令下では上皇は天皇と同等の権限を持つとされていたため、こうしたやや変則的な政体ですら制度の枠内で可能であった。
平安時代中期は、藤原北家が天皇の職務・権利を代理・代行する摂関政治が隆盛していたが、1068年(治暦4)の後三条天皇の即位はその状況に大きな変化をもたらした。平安時代を通じて皇位継承の安定が大きな政治課題とされており、皇統を一条天皇系へ統一するという流れの中で、後三条が即位することとなった。後三条は、宇多天皇以来藤原北家(摂関家)を外戚に持たない170年ぶりの天皇であり、外戚の地位を権力の源泉としていた摂関政治がここに揺らぎ始めることとなる。




























































